術後1日目の様子を、まとめてみました。
痛みのレベルでいうと、治療期間中で最もつらい時期。
と、私は思いました。
予想外の事態や経験して初めてわかる事もあります。
そういった細かい部分を書いてみました。
術後の痛み
手術をした日の夜は、とても長くつらい夜になりました。
体中に管がついています。
痛み止めが効いてはいるものの、めちゃ痛くて動けません。
でも、予想していた凄まじい痛みとは違う感じではありました。
眠剤を飲んでも、ほとんど眠れないまま。
寝返りはもちろん、体を少しずらす事さえ出来ずに天井を見ている状態でした。
術後、最初の朝食時
術後は、様子を見ながら水を飲んで良い事になっています。
私は一口程度しか飲みませんでした。
その影響か麻酔のせいなのか、朝食時に予想外の事態になってしまいました。
朝食前の調子は良くはありませんでしたが、「とりあえず、食べましょう」という事になりまして・・・
意外と食べ始めたら半分くらいまで、勢いで食べてしまいました。
ところが、急に吐き気と便意で速攻ナースコールです。
冷や汗がポタポタ垂れて、一人で歩く事も出来ない状態。
なんとか看護師さんにトイレまで連れていってもらいました。
その時の看護師さんは女性だったのですが、フラフラとしていたせいで体重をかけてしまいまして・・・ナースセンター？で怒っていたようです（汗）
その後、男性の看護師さんが飛んで来るという事態になりました。
術後の朝は、要注意だと思いました。
体調が急変し、一瞬で限界が訪れた感じ。
あんな状態になったのは、初めてでした。
手術の計画書にもありましたが、歩行開始時は付き添いが必要とあるので予想外の事があるのかもしれません。
リハビリ開始
手術の翌日から、リハビリはスタートしました。
最初なので、理学療法士さんと話をするのがメインです。
- 腕の状況や不都合の説明
- 軽いマッサージ
- 今、出来るリハビリの説明
- 今後の流れの説明
こんな感じだったと思います。
装具の正しい付け方も教わります。
姿勢や装具の付け方だけでも痛みが違ったりしました。
寝ている時もかなり痛いです。
首スジにバスタオルをひいたり、腕を枕にのせたりすると良いと教わりました。
ベッドはリクライニングで調節すると、全然痛みが違います。
どれも、いいポジションを探しあてるのが、痛みを少しでも回避出来るコツみたいな感じで
した。
食事
唯一の楽しみは、ご飯の時間しかありません。
普段は全然気付きませんが、物を食べる事で回復していく事を感じます。
私は利き腕の右を手術したので、箸を使って食べられません。
事前に左手で箸を使う練習もしてきたのですが、痛すぎてどうでもよくなりました。
結局、フォークやスプーンを使いました。
夜間の痛み
寝ている状態というのは、かなり痛かったりします。
痛みの少ないポジション探しを、必死でしていました。
痛み止めを飲み、眠剤を飲んだ状況でもよく眠れません。
トイレに行く時は、起き上がる事にも苦労しました。
何度も同じ事を書いてしまいますが、何をしていても痛いのです。
結局、手術前とは違う痛みで眠れないという結果になりました。
術後1日目は、こんな感じ
食事が出来るようになり、体から管や血栓予防装置などが外れるとほんの少し楽になります。
ただ、何をしていても、とにかく痛いです。
トイレに行くようになるとわかりますが、尿を出す時の尿道の痛み・お尻を拭く時の肩の痛みがあります。
この痛みは、しばらく続く事になりました。
ちなみに、私が手術した右手でお尻を拭けるようになったのは、術後39日目です。
片方の肩を動かせないと、体のバランスをとる事が難しくなると感じました。
私は退院後に、よく転倒したりする事があったのですが、おそらく原因はそこだと思うワケです。
あくまでも個人的な予想ですが・・・
とにかく、「こんな事すら出来ない」という場面が多々あります。
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