ダンレツライフ

両肩腱板断裂の闘病記録をメインに、生活・仕事・心の癒しなどの参考情報を綴っていきます。

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ブログレポート28 右肩腱板断裂、術後1年3ヶ月目

腱板断裂の手術をして、1年3ヶ月目の話です。

 

術後の経過、日常生活で体感した事などをまとめました。

この時期に、こんな事があったという内容を細かく記録してあります。

 

ブログを書く事によって、自分の状況や変化を確認できるのと、考えながら書くので意外な事に気付く時もあるのです。

 

自分自身や、同じく闘病する人の役に立てれば良いなと思っています。

 

左肩の調子が良くなくて、痛みや睡眠不足が増えてくると精神的に厳しくなりそうです。

ブログも下書きくらいしか書けなくなる日が来るかもしれません。

 

 

目次から、各項目へ飛ぶ事ができます。

この月に、あった事

 

2022/11月

 

この月は整形への通院があり、左肩のレントゲン撮影がありました。

その時に主治医と相談した結果、3月に左肩のMRI検査をする事が決定しています。

 

職場の繁忙期が過ぎる頃、無事に乗り切れたのか確認したくて、検査日を設定してみました。

 

他にはストレッチを続けた事で、膝の痛みに多少の変化があった事。

あまり前向きになれない事もある中で、気持ちを変える本やブログを読んだ事。

 

肩の経過に加え、そんな事を書いたので少し長めの記事になっています。

 

右肩の経過

調子の良い日もあれば、悪い日もあるといった感じです。

 

長い事、左腕が右腕をかばってきました。

今は逆に、右腕が左腕をかばう事になっています。

前に完治寸前くらいの気持ちでいると書きましたが、実際はそこまで頼れる程ではなさそうです。

 

昔の自分と比べるせいだと思うのですが、自信はどこかへいってしまいました。

仕事でも60㎏位なら、筋トレ気分で手運びしていたのに。

もう、ありえない。

 

仕事中、とっさに重量物を右手一本で支えるというハプニングがありました。

重量は、成人男性一人分くらい。

物に勢いがついて崩れかけたので、危ないところでした。

二人で作業していた為、助けられた感じです。

 

自力で対応しきれなかった事から、少しは筋力も考えて強化しなければと考えています。

その後の右肩は、数日間微妙な症状が出た感じ。

命拾いしたような気持ちです。

 

そのハプニングを抜きにしても、調子の悪い日はありました。

とくに何をしたワケでもないのに、突然痛くなると不安になります。

 

それでも、ひと月を通して見ると可動域に関しては良好です。

 

左肩の症状

左肩のレントゲン撮影の結果からです。

 

腕を上げた時、干渉しそうな部分が見受けられたようです。

右肩の時と比べると、骨の間隔とかは極端に異常はないとの事。

 

闘病初期に右肩の検査で病院をはしごしていた頃、左右のレントゲンを撮りました。

その時点で左肩の骨の一部に、欠けている・変形していると言われた事を記憶しています。

これは、まったくの予想外でした。

 

今の病院で、左肩のレントゲンは初めて。

以前、欠けや変形を指摘された部分について気になっていたのですが、「現時点で、問題ないのでは」と言われ、ひと安心です。

 

 

術後1年目の記事で書いた、ぶら下がりストレッチの話。

上手いこと質問できず、あまり深くは聞けませんでしたが、痛みが出るならしない方がいいとの事です。

とにかく、無理はしなくて良かったと思いました。

 

肘に痛みが出る件も聞きました。

肩のせいというより、「肩をかばった動作をしているせいではないか」という事。

 

で、今の自分自身が感じる症状はどんなかというと。

何もしていない状態で、肩に痛みや違和感が出たりするという感じです。

他の症状は、肘周辺に痛みが多いかな。

前腕・肩甲骨の辺りも痛い。

あとは、指のしびれ。

 

肩が悪いと言っても、症状が出るのは広範囲です。

自分でも知らないうちに、他の部分に負担がかかっているのかもしれません。

 

膝の痛みの経過

前々回に、膝の痛みについて書きました。

あれから、ずっと全身のストレッチも続けてきたのですが、成果は出ているように感じます。

 

痛い時は、何もしていないのに痛いし、歩いている時なんて、びっこひくくらい痛かったりするのです。

そいうのが減りました。

ストレッチの効果は絶大だなと思っています。

 

自分で調べてみて知った事ですが、痛い部位から離れた部位を伸ばしたり、マッサージすると回復するなんて事があるのです。

YouTubeに、わかりやすい動画がありました。

私は、いろんなチャンネルを観て、自分に合いそうなのを真似しています。

 

生活

痛みなどが増えて不安になる日も多くなりましたが、金銭的な苦しさから逃れている状態ではあるので、全然違うのはそこです。

 

悩みなんて、少ない方がいい。

心が病むと、回復が悪いとか、体調を崩す事につながります。

追い込まれている状態を、長く維持するのはダメです。

 

闘病生活、坂に例えると上り坂の真っただ中。

考えずにいられない事が、たくさんあるのです。

 

とにかく、貯金を増やす事。

 

収入が戻ってきても、最初から左肩の手術代や、その後の生活費の為に貯金できるかは微妙なとこです。

これまで、後回しにしてきた消耗品などの買い替えもあるし。

 

それでも今は家賃が、かからない状況にある事。

まだ食費や日用品の一部を助けてもらっている事。

そのおかげで、なんとか貯まっています。

借りたお金の返済に5~6万をまわし、生活費を払って残りは貯金にしました。

 

欲しい物や食べたい物を、少し買っても平気です。

それだけで幸せな気分になるので、調子に乗りすぎないよう気を付けています。

 

日常生活の中で、感じた事をもうひとつ。

スマホを使う事がツラく感じる時があります。

 

寝転がりながらスマホをすると、これもまた痛い時が多いのです。

特に悪い方の肩を下にして横になるのは良くないなぁと思いました。

 

天井に向けた状態でスマホを見ていると顔に落ちて、めちゃ痛い。

指がしびれているからなのか……わかりませんが、よく落ちてきます。

 

YouTubeなどを観るならスマホスタンドを使うと楽です。

 

ゴール設定

・ストレッチや筋トレを続けていく事。

・あまり無理をせず、左肩の症状を悪化させない事。

・いつかシャドーボクシングをする事。

 

今月は、ゴール設定に自分の希望を加えてみました。

そんな気分というか、勢いみたいなもんです。

 

これは手術に成功し、回復してきてはいるけど何かを諦めている人。

もしくは、希望を持って手術にのぞもうとしている人に届く気持ちかもしれません。

 

腱板断裂になって、できなくなった事やしたくない事があります。

とりあえずは、仕方ないかなと割り切るようになりました。

努力して回復するのを祈るしかない。

 

最近は自分がしてきた事や、好きな事をしたいと思う時がきたら、またそこを目指すのもいいのかなと思うようになりました。

 

私もここに来るまで、シャドーボクシングをしようなんて1%くらいしか考えませんでした。

諦め全開の絶望モードは当たり前のようになったし、時と場合によっては今でも一瞬で絶望モードに切り替わりますよ。

 

左肩の手術の予定は別としても。

普通に考えたら、もう手術になるような事はしたくないし、するべきではない。

そんな気持ちから、大半の事は諦める事が正しいように思ったりします。

 

まだ治療の途中というのもありますし。

私を助けてきた人からしたら、「シャドーボクシング?アホなのか」と思うでしょうね。

自分でも、そう思う事があるので。

 

右肩の回復まで一人で乗り越えてきたワケではないので、自己責任だからと簡単には言えず。

ましてや両肩を腱板断裂した者には、賢い選択ではないと知っています。

前向きではないのが嫌になりますが、100%の回復がない以上これがリアルです。

 

だから、いつか100%ではないシャドーボクシングをしようかなと思ったりもするのです。

 

絶望の中の希望

闘病して、最終目標がどこなのかは人それぞれです。

かりに目標を達成できなくても、希望を失わない事はとても大切ではないかと思うようになりました。

 

そうじゃないと、治療する意味がわからなくなるし、無意味に生きるだけなら、やってられない。

 

この月のゴール設定で、突然書いたシャドーボクシング

なぜかというと、生きる希望は一つでも多い方が良いから。

「いつか」というのがポイントでして、この目標は長いスパンで夢見ています。

絶望した人の心なんて簡単に揺らぐものですが、、明確な目標があると違うはず。

 

どんな絶望の中でも希望を持ち続ける人は、希望を持たない人よりも生き抜けるという実話があるようです。

「絶望の中の希望」とでも言いますか、そんな内容の話で「夜と霧」という本から影響を受けています。

 

 

腱板断裂になった人の中には、いると思うのですが……

どこかで絶望的な気持ちになったりする事があります。

そんな時「どうやって絶望から脱出できるのか?」を考え、必死にヒントを探しました。

 

人の闘病ブログを見る理由

闘病ブログを書いた人が、誰かの心を支えるつもりがなくても、それを読んだ誰かは救われる事があります。

 

人はそんなに強くないのかな。

私は術後1年を過ぎても、知らない誰かの闘病ブログを探して見ます。

でも、腱板断裂の闘病ブログしか見ません。

 

腱板断裂になるまでは、闘病ブログを書く事はもちろん、読むことなんてありえない。

そんな私が毎日読みに行く時があるのは、自分がブログを書いているから?

それは、やっぱり違う気がします。

 

読んだ事で、勝手に救われています。

知らない人が書いたというのが、また重要でして。

余計な情報を知らない分、純粋に読みやすいと思うのです。

 

そういう中で、スポーツや仕事などを諦めずに闘病している人や苦労して闘病している人もいると感じます。

 

そこは主治医からも聞いていて、わかっているのですが……実際に目にすると、流れというか何かが変わったりするのです。

 

前向きに生きる難しさ

調子の良い時、悪い時で出る言葉や気持ちは変わってしまいます。

両肩とも断裂ですからね。

 

無理やりでも前向かないと、生きにくい。

というか、沈みそう。

治療する事もできないから、必死に治療費をつくるしかなくて。

 

前向きだろうが、後ろ向きだろうが時間は進みます。

結果的に沈んだか、乗り越えたかのどちらかなんだと思うのです。

 

なんせ、身近に腱板断裂の人なんていないし、自分を見失う事があるのですよ。

痛みで不安定な気持ちの時は、お先真っ暗で。

前向きになれるワケない。

 

それでも、調子の良い時くらいは心の支えになるものを考えると前向きになれたりする。

私の場合はシャドーボクシングも、前向きに生きる方法の一つだと感じています。

 

私は人生半分以上で格闘技をしてきまして、それが心の支えになっていました。

自分が全力を注いできたものには、測れない力が宿ります。

ずっと続けてきたけれど現役の選手ではない事もあり、腱板断裂を機に引退的な気持ちでいましたが、自分の中から消しきれない時もありました。

 

一時は格闘技を観る事さえ嫌だったのに、またそこへ帰っていくという不思議さ。

単純に好きとか、そういう気持ちは、なんか力が違うのでしょうね。

こんな時に、自分自身を救った感はあります。

 

実際はろくに動けない事を、思い知るのは目に見えているので微妙な心境ですが……

矛盾して、ワケわかんなくなっての繰り返し。

 

シャドーボクシングをする事で、再断裂の覚悟がいるなら諦めようかなと思い、普通に迷うのです。

それでも、「最後に1度くらいは」という気持ちになってしまう。

 

できたら、またいつかシャドーボクシングをするという願いは捨てずにいようかなと思うようになったのです。

 

そこから、老け込んだ心が少し若返った感覚があります。

気持ちの向きって大事ですよ。

その違いで、結構変わりますから。

 

仕事

仕事に通い始めて、2ヶ月ちょっとです。

 

自分の判断で動く事も多くなりました。

そこで気付いた事。

現在の仕事は、ほぼ事務職ではなく肉体労働でした。

なんで事務職と思っていたのか……。

 

これまで、ダメかもと思い何度か社内で口にした時もありました。

同じ部署の人が、力仕事を代わりにしてくれているのでなんとか持ちこたえている感じです。

とはいえ、仕事である以上どこかで無理をする場面はあるもの。

そこで体に負担がかかり過ぎるなら、退職も考えてしまいます。

 

健康な体で生きている人には、理解しにくい次元にいる事もわかりました。

繁忙期を控えた今、悩んでいます

 

ブログレポート27 右肩腱板断裂、術後1年2ヶ月目 - ダンレツライフ

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ブログレポート24 右肩腱板断裂、術後1年目。(1年経過の傷口画像あり) - ダンレツライフ

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