MRI検査をした事によって左肩の詳しい状況がわかりました。
今回はその結果と、思わぬ展開が待ち受けていた事。
それは主治医が交代になるという初めての経験です。
自分の意志で主治医を代えたワケではないので、突然の決断になりました。
その決断で今後の流れが変わるのは普通に考えられます。
これまでが良い結果になってきただけに、また一から始めるような感覚になってしまい不安になるものです。
右肩腱板断裂の手術をして、1年7ヶ月目の話になります。
術後の経過、日常生活で体感した事などを書きました。
・左肩のMRI検査
・主治医が代わるという初めての経験
・工場内作業を始めた話
このような話題を加えた構成になっています。
目次から、各項目へ飛ぶ事ができます。
この月に、あった事
2023/3月
左肩のMRI検査を受けました。
以前、超音波検査した時の結果は正常ではない状態。
「断裂もしくは、穴があいていると思って間違いない」と言われていたので、今回はその詳細を知るための検査です。
そして、その日に告げられた重要な事がありまして。
困った事に主治医が4月から病院を移動するそうです。
距離のある病院へ通うのは無理なので、他の医師に引継ぎになりました。
他の医師とは、私の手術を担当した医師の一人ではありますが、それでも主治医が代わるとなると感覚は変わるものです。
考え方も医師それぞれあると思いますし。
長期的な治療では、初めての経験です。
術後の診察でも何度か話をしていて普通にいい先生かなと思うのですが、気が短い様子。
私が同じ事を何度も聞くせいなのか、「私も忙しいんで」と話を切り上げられた時もあり、不安要素もあるのですよ……。
忙しいとしても、患者としては言われたくない言葉ではあります。
次回の診察で右肩は治療完了ですが、最後の最後でこのような展開になりました。
そして、新たに仕事が見つかりました。
その辺りが変わった事です。
右肩の経過
調子はいいと思いますが、痛い時は痛いという感じです。
湿布を貼ったりする事もあり、それなりにケアしています。
主治医に報告したところ、「まぁ、そうだろうね」との返答だったので、可もなく不可もなくというところか。
右肩は痛みが出ても使っている方が良いそうです。
断裂している時の痛みとは違うから問題ないという説明がありました。
必要以上に神経質にならなくて平気という意味だと解釈しています。
いまだに私の中では、気持ち的にそんなレベルなんですよ。
まだ左肩も治さないといけないし。
限度を越えない程度に使えば良いのか?
痛みが出ないと無理をして、アンカーが抜けるとか、再断裂しそうな事をやりそうだから気を付けねば。
まぁ、それがあり得る話しなのかは、わからないですけど。
この状況では、用心するに越したことはないと思っていました。
結局、「もうここまでくると、少々の事で右肩に問題が出る事はない」とわかり一安心です。
まさかの展開になりましたが、良い治療を受ける事ができ本当に助かりました。
少し動揺しつつも、ちゃんとお礼を言って診察室を出る事が出来ました。
左肩の症状
MRI検査の結果は、部分的な断裂が4㎝ありました。
肩口から上にめくれ上がり、それが骨に擦れる事で炎症を起こし痛みになっているようです。
今の選択肢としては手術をするか、しないか。
それだけです。
手術をできる状況ではないので、そこは即答しました。
診察時に確認して困った事があります。
手術を今はしないとして、1年経ったらどうなるか?
確実にこうなるという答えはないけど、時間の経過で筋肉(腱)が萎縮してしまい手術ができなくなる事も考えられるそうです。
右肩のように腱を骨に縫いつける方法がなくなります。
その時は、違う形の手術をとるしかないらしい。
これでは目標貯金額が貯まる前に話が変わってしまいそう。
手術費やリハビリ期間の変化などが予想されます。
できるだけ短期間で闘病費用を稼ぐにしても、痛みが強くなればもう無理はきかないと思うのでアウトだし。
とにかく重い物を持つなど、腱の状態が悪くなるのを避けるしかありません。
痛くなれば病院で薬を注射してもらえるそうですが、一時的な対処なので治るワケではありません。
時間の経過によって腱が萎縮していく話は調べて知っていましたが、実際にそれを考え、自分が直面すると……正直、「終わったな」感があるのです。
右肩の手術前から左肩も切れていたはずなので、時間の経過だけで考えると悪い予感しかしないのです。
生活
今回、この項目では下書きがちゃんと作れていなかったのでまとめる事ができませんでした。
確かなのは、金銭的に困っていた事。
仕事を辞めてから次の仕事が見つかるまで間があいてしまった為、極力必要な物だけを買うようにしていた事ですね。
ゴール設定
・ストレッチや筋トレを続けていく事。
・あまり無理をせず、左肩の症状を悪化させない事。
・治療に必要な目標額を貯める事。
確かに仕事をする以上、無理しないというのは厳しいのかもしれません。
それでも、より少ないダメージで目標をクリアするしかありません。
決まっている通院日は術後2年目のラスト1回。
そこで右肩の治療は終了になります。
左肩の手術をしない以上、このまま診察はしてもらえません。
ダラダラ通院できる病院ではないようで、次に手術する時は、どこかの病院でまた紹介状をもらうしかない。
これまでは、定期的に受診していましたが、これからはそれがなくなります。
そうなると、大袈裟に聞こえる言い方ですが……
何かあっても相談する相手はいないので、自分の感覚を信じて生き抜くしかなくなりました。
仕事
新たに始めた仕事は工場内作業です。
今回は肩の事情を最初に話しています。
無理なお願いをしたものの、まずは現場見学をしてから話そうとなりました。
いくつかダメ出しはありましたが、「とりあえず働いてみますか?」となったのです。
特別扱いはできないが、可能な配慮は考えるとの話になりまして。
そうなると作業内容が多少変わるし、会社側の手間もかかる事もあり、求人に出ていた時給より下がってしまいます。
月給で計算すると、貯金を作れるか微妙な感じになりそうです。
それでも、働いてみるしかありません。
物は軽量な部品を扱う部署のため、ケース単位の部材や工具の持ち運びがなければ大丈夫かなと見ていました。
基本、座り作業で半分ライン的な仕事もあり、思う以上にキツイのはあります。
予想外だったのは、また腰痛にも苦しむ事になりました。
すっかり忘れていたけど、前回の職場でも腰痛が出たんだった……
その時、机と椅子の高さの調整でだいぶ変わったと書いたけど、今回は自由の利かない座り仕事だったので、それだけでは回復せず困った事に。
現場のリーダーに了解を得て、立ってもできる仕事に限っては、立っても座っても自由という事にしてもらいました。
工場には同じように腰痛に悩む人が多くいて、腰にベルトを巻く事を勧められました。
試したところ、劇的な変化がありましたね。
私の場合、医療用の腰痛ベルトを買う余裕がなかったので、ウェイトトレーニング用のベルトを代用しています。
でも、1日中着けていると固くて痛く、通気性が悪いため皮膚がかぶれてしまいます。
もう腰が痛くて、家に帰ってきて一度寝転がると起き上がれない。
働き始めてすぐこれですからね。
肩や腰……どうなるのか?
ブログレポート31 右肩腱板断裂、術後1年6ヶ月目 闘病生活とは、「病気と闘うだけではない!」という事 - ダンレツライフ